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京都女子大学マンドリンオーケストラは、
マンドリン・マンドラテノール・マンドロンセロ・クラシックギター・コントラバス
の5種類の楽器から構成されています。
マンドリン・マンドラテノール・マンドロンセロはマンドリン属と呼ばれます。
マンドリンとは、イタリア生まれの弦楽器でイチジクの実を半分に切ったような
かわいらしい形をしています。
マンドリン属の楽器はトレモロという技法を使って美しい音色を響かせます。
高音・中音・低音とそれぞれの音色があってこそ一つ一つの音が引き立つという
まさに支え合う心が美しいハーモニーの原点。
では、それぞれの楽器の個性をご紹介しましょう。
♪マンドリン♪
1stと2ndパートに分かれ、マンドリンオーケストラでもっとも高い音が鳴る楽器。
合奏ではほとんど1stが主旋律、2ndがメロディーの他にハモりや刻みを担当し、マンドリンオーケストラの中心です。
♪マンドラテノール♪
マンドリンより一回り大きく、アルトのやわらかな音色が心地よい楽器。
メロディーを担当し合奏を引っ張ったり伴奏として支えたりします。
♪マンドロンセロ♪
低音部を担当し、ほとんどが伴奏として合奏を支えます。
たまに現れる低音メロディーはとても重圧でかっこいいです。
♪クラシックギター♪
思わずうっとりしてしまうような柔らかい音を奏でます。
ピックを使わず指で弦を弾いて演奏します。
和音や刻みで合奏を支えたりたまにソロを担当したりします。
♪コントラバス♪
マンドリンオーケストラでもっとも大きく、もっとも低い音を奏でる楽器。
弓(アルコ)を使って弾く方法とピッツという指で弾いて弾く奏法があります。
主に伴奏ですが、コントラバスが奏でる優しい音や力強い音は大きな存在感を持っています。